神経症

神経症とは

神経症とはうつ病は統合失調症や不安障害といった疾患ほど症状はきつくないものの、類似した心身の不調があらわれる疾患群のことをいいます。ノイローゼと呼ばれていたこともありますが、最近では神経症と呼ばれています。

神経症になりやすい性格

  • 内向、理知的な性格
  • 過敏で繊細
  • 物事に執着しやすい
  • 感受性が強い
  • 欲しいものがあると我慢できない

神経症の種類

「神経症」とは、「…病」「…障害」と言われる疾患ほど症状はきつくないが、症状はあらわれており健全な状態ではなく、このような疾患の手前であることを指しています。治療法は、漢方薬や心理療法などで軽減する場合もあります。

不安神経症

突然、激しい不安に襲われて、動悸、頻脈、呼吸困難などをともなうこともよくあります。パニック障害や全般性不安障害があります。

強迫神経症

自分の意思に反する特定の思いや行為を繰り返さずにはいられない疾患です。特定の思いに強くとらわれてしまう強迫観念と、特定の行為を繰り返す強迫行為があり、両方を生じることが多くなっています。執拗に手洗いを繰り返すといった不潔恐怖と洗浄行為、戸締まりや火の元を何度も確認しに戻ってしまう確認行為など、さまざまなタイプに分けられます。

抑うつ神経症

不安や恐怖などの症状に加えて、軽い抑うつ状態が2年以上、慢性的に続いている状態です。軽度の症状でも、つらい状態が長期間続き、深刻な苦痛をもたらす疾患です。適切な治療で改善できますので、疑わしい場合は早めの受診をおすすめしています。

心気症

些細な体調変化も気になってこだわり、重篤な病気になっているのではと思い込んで半年以上も不安を抱えてしまう疾患です。ストレスも身体的な症状を起こすことがありますので、内科的な検査で異常がない場合には御相談ください。

神経症の治療法

さまざまな神経症は、症状の内容や程度に差がありますが誰にでも起こる可能性があります。お一人で悩んで解決しないとそれが大きなストレスになって心身への不調につながることもあります。
当院では、患者さまのお話をじっくりうかがった上で症状とうまく付き合うための対処法などについて丁寧にアドバイスしています。また、必要に応じて作用が軽い薬の処方や、漢方薬を処方することもあります。心理療法が有効なケースではカウンセリングルームを御紹介し、認知療法や認知行動療法の並行受診をおすすめすることもあります。

御来院いただいた後の注意点

神経症では症状が比較的軽いことも多いのですが、症状が軽度でも早く治るとは限りません。薬を処方された場合には指示通りに服薬を続け、定期的に受診することが重要です。
大学病院などのカウンセリングルームなどで認知療法や認知行動療法を併用する場合もあります。

住所 〒564-0001
大阪府吹田市岸部北2丁目1-24
千里ガーデンクリニックビルⅡ3F
TEL 06-6318-5525
診療時間
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15:00~19:00

初診の方も二回目以降の方も完全予約制です。
休診日:月曜・木曜・日曜・祝日・土曜の午後

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